2017年12月3日日曜日

オスグッドの痛み

こんにちは!おおみや東整骨院です。

今日はオスグッドについて説明します。

オスグッドとは、脛骨粗面という膝の皿の下の部分が突出してきてしまい、とても強い圧痛、運動痛、鈍痛があります。


休んでいる際は痛みを感じませんが、イスから立ち上がったり、階段を昇るだけでも痛みが出ます。

特に成長期の子どもに多く発症し、走る、蹴る、跳ぶといった動作をする子どもに多くみられます。


その原因として、身体の固さ、筋肉の緊張、オーバーユース、アライメント(いわゆるゆがみ)の不良です。



大腿四頭筋という筋肉がありますが、それが緊張してしまい、脛骨をけん引してしまい、痛みが出てしまいます


このように大腿四頭筋は上の方向へ作用します。



この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期です。


そしてマルの部分がやじるしの方向へ引っ張られ剥離してしまいます。





必ずではありませんが、身体が固い、猫背など姿勢が悪い子どもほど、オスグッドになりがちです。
そして成長期の痛みなのでどんどん身長が伸びてきます。
筋肉が固いままだと、筋肉の伸び率が高くなりますので余計に痛みは強くなります。

あぐらをかいたりするだけでも痛めてしまうケースはあります。


施術の方針としては、患部のアイシング、包帯、テーピング固定をします。

あと、何より欠かせないのは、ストレッチです。

痛みがあるのは膝ですが、膝だけを懸命にマッサージしてもいたちごっこです。

股関節・膝関節・足関節まで調整をし、何が原因なのかを見つけ、それに合わせたストレッチ・ヨガをします。

走ったり、シュートしたり、立ち上がるだけでも痛むオスグッドですが、成長が終わると痛みが治まってきます。

次回はオスグッドのストレッチについて紹介していきたいと思います。

身体について何かあれば一度ご相談ください。


おおみや東整骨院

TEL 048-795-5571
メールでのお問い合わせはこちら!
月曜~土曜日 10:00~13:00 15:00~20:00
日曜日 13:00~18:00(予約可能)
祝祭日 休診
土日診療受付
月曜終日・水曜・土曜の午後は、はりきゅう対応
酸素カプセル随時受付
交通事故治療受付