2018年5月14日月曜日

偏平足の実態


偏平足とはいわゆる土踏まずがない事を指します。

足をついたときに親指側の土踏まずはアーチを書くように多少持ち上がります。

しかし、偏平足だと全部が床に接地しているのでアーチがありません。

ではなぜそれが悪いのか?話していきます。




① 足底の構造

そもそも足底は7つの足根骨と19の足の骨で分類されます。
片側だけで26個の骨と30以上の関節を持ちます。


1から7までを後足部。8から12までを中足部。13から26までを前足部とします。

横からみるとこのようになります。


足の親指側からの絵です。

囲っている緑の部分(土踏まず)がないと、いわゆる偏平足だと言われています。


作用している筋肉として私が一番重要視しているのは後脛骨筋です。

最終的には舟状骨というくるぶしの前方にある小さな骨にくっつきます。


②土踏まずの役割

土踏まずには歩行など足を動かす際に作用します。

主な作用としては地面からの衝撃を吸収し、分散させることにあります。

偏平足な分、衝撃を吸収できず、真に受けてしまうので、最悪疲労骨折もあり得ます。

その他、足にかかる重心がずれてしまったりして、身体全体のバランスがおかしくなってしまいます。

結果、腰痛が起こったりなんかしらが起こります。

偏平足を直す方法として、先ほどの後脛骨筋を緩めたり、中敷きに足底板を入れて整えます。

タオルギャザーや足底筋のストレッチもとても効果的です。

いわゆるヤンキー座りができない場合などは長座になって足関節を最大限に背屈した状態でグーパーを10回×2セットずつ行えば関節の柔軟性が改善されます。

1晩で直ることはありませんが、継続すれば多少の変化は望めると思います。

腰痛や膝の痛みがなかなかひかない場合、足底を見てもいいかもしれません。

何かあればご相談ください。



おおみや東整骨院
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