2017年11月19日日曜日

スポーツのリスク管理


大会があるからか、最近は学生の来院が多く見受けられます。
その中で、子ども達に伝えておかなければならない事は山ほどあります。

それは今回の症状が良くなっても、再発しないような身体づくり、ストレッチ方法、包帯やテーピングの必要性などです。

時には1週間程度の休養が必要だったりと時間がかかるケースもあります。
中々休めない環境もあるかと思いますが、プロとアマチュアの違いは、”やるときはやる。休む時は休む”ことができる事だと聞いたことがあります。

野球でもサッカーでもケガをしたら試合に出場せず、しっかり時間をかけて治療しますよね。
メジャーリーグでもいわゆる”DL"という期間を設け、治療、リハビリをすることの大切さを主張しています。


また、治療院と選手 選手とスタッフ スタッフと治療院 の三者で連絡、関係がとれれば互いに良い環境になり、復帰まで万全なサポートができるのかと思います。

しかしながら現実的には痛いけれど練習を休めず、帰りが遅い為に施術をする時間がない。といった患者さまが非常に多く感じます。

痛い中でもそれでも頑張ってしまうのは、選手です。

ストップをかけたり、練習量の増減などリスク管理をするのは現場にいる指導者の役割です。

情報を提供し、現在地から復帰まで最短で支えるのは治療院の役割です。

そして自分の身体の為にケアをして、競技に臨むのが選手の役割でしょうか。

もう一度言いますが、痛くても頑張ってしまうのは選手です。

なので、スポーツ現場では痛くても痛いと言えない選手も多くいます。

チーム事情で休めないケースもあれば、ケガをしたらレギュラーから外される。などもあると思います。

中にはしっかり施術をして治っていった選手もいますし無理して悪化してしまった選手もいます。

私自身も疲労骨折をしながら野球を続けた経験があります。
(野球でキャッチャーをしていましたが、グローブ側の人差し指が腫れ、手袋が入りませんでした。)

それでも皆勝ちたいから試合に出たいから頑張ってしまいます。
練習ができてもケガで試合ができなくてはいけませんよね。
患者さんだけでなく、患者さんの環境とも向き合える力を作りたいと思います。
何か困っている事があればご相談ください。


おおみや東整骨院

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